Alteryx Predictive Toolsを使ってKPIシミュレーションをやってみた

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こんにちは。truestarの戸塚です。

今回はKPIシミュレーションにAlteryx Predictive Toolsを活用してみた事例をご紹介します。

Alteryx Predictive Toolsとは

Alteryx Predictive ToolsはRベースの予測カテゴリのツールです。

ライセンスポータルからインストール可能で、詳細はこちらにまとめられています。

KPIシミュレーションについて

まずはじめに、KPIシミュレーションについての概要をご説明します。

truestarでは、ビジネスゴール達成のためのKPI設定、KPI予測モデルの構築、施策実施後の結果評価等、投資効率向上のためのPDCAサイクル運用のサポートを行っています。

ざっっっっくり以下のような流れで実施します。

今回は運用フェーズにおいて既存ツールからAlteryx Predictive Toolsに置き換えた話をご紹介します。

そのためKPI設定や予測モデル構築部分の詳細は省きます。

社内で抱えていた課題

今回ご紹介するプロジェクトの運用フェーズで抱えていた社内の課題は以下の通りです

・対象ブランドが複数ありそれぞれにKPIを設定している(※)ため、複数の予測モデルを運用する必要がある
(※例:ローンチ直後のブランドAのKPIはブランド認知、トップブランドであるブランドBは推奨意向、等)

・予算変更や施策評価等に伴うKPIシミュレーションが頻繁に発生するが、予測モデルごとシミュレーショを行わなければならず運用が煩雑

・煩雑であるためミスが起こりやすい

・しかもモデルによって使用しているツールが異なる(Excel、Exploratory、Rなど)

Predictive Toolsを使えば一気にシミュレーションできるのでは?!

Alteryx Predictive Toolsを使ってみようと思った理由は、同じワークフロー内に複数のモデルを組み込んでしまえば上述した煩雑さを解消できるのではないかと思ったためです。

さっそくモデルに使っている変数を全て持たせた分析用データセットを用意し、そこから複数の予測フローを作成しました。

①まずはLinear Regression Toolを使って線形回帰モデルのみ実装してみました。

②分析用データセットには予測したい期間のデータも持たせているので、シミュレーションしたい期間をフィルタで設定⇒Score Toolで予測しています。

③散布図の確認も簡単にできます。

④変数に予測値を用いている場合も同じフロー内で完結できて便利です。

まだ線形回帰モデル部分のみの実装しかできておらず、モデルによっては分析用データセット以外のinputを使っていたりと追加改善の余地はたくさんありますが、これまでの煩雑さが嘘のように業務効率が大幅に改善されました。

さいごに

今回初めてPredictive Toolsを使いましたが、他のAlteryxツール群と同様に簡単に実装することができました。

予測モデルを構築しシミュレーションを行うこと自体は様々なツールで可能ですが、複数モデルを一度に回す必要がある場合Predictive Toolsは非常に有用だと感じました。

何よりそれがノンプログラミングで実現できるのがうれしい点です。

ただし今回はすでに構築したモデルの予測部分のみを実装しただけですので、モデルの試行錯誤や評価部分に関しての使い勝手はこれから試していきたいと思います。

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