By t.fuji Data Visualization 2019/05/20 目次 関連する記事: こんにちは。藤です。 データビジュアライゼーションシリーズです。 『色の基本』の次は『装飾の基本』を見ていきます。 第1弾は枠線に関してです。 Before この棒グラフには、棒そのものに枠線がついています。見慣れていて違和感を感じないかもしれません。 では枠線を除外するとどうでしょう? After パッと見て、棒の長さの違いが頭に残るのはどちらでしょうか? おそらく後者ではないでしょうか? Before のように枠線による囲いが存在すると、まず枠線そのものに目が行き、その後で棒の長さを認識します。 つまり、ワンステップ無駄な処理が頭で走ることになり、直感的な理解を妨げてしまいます。 棒グラフは After のように枠線が無くても伝えたいことは十分正確に伝わります。 どうしても枠線を使いたい場合には、棒の色よりも目立たない配色をオススメします。 棒グラフの枠線は、無駄な情報として排除しましょう。 それではまた。 ※2019年6月1日追記 この内容は『データビジュアライゼーションの教科書』に掲載されています。 60 SHARES Share on Facebook Tweet Follow us Share Share Share Share Share 関連する記事: 装飾の基本:ラベルを付け過ぎない 装飾の基本:目盛線は控えめに 装飾の基本:無駄な枠線はつけない 数表編 装飾の基本:無駄な装飾はしない 棒グラフ編 装飾の基本:太過ぎず細過ぎず 棒グラフ編 t.fuji / About Author More posts by t.fuji